過蓋咬合とはどんな症状なのか?
過蓋咬合(かがいこうごう)は、上顎(上の歯)が下顎(下の歯)よりも前に突き出している状態を指します。
子供の生え変わり期を見ていて、かみ合わせがおかしい気がする!
食べ物をよくこぼす気がする!
こんな違和感を感じたら、早めに小児矯正歯科を扱っている歯科クリニックにご相談ください。
原因やリスク、対処法についてわかりやすく解説します。
過蓋咬合の症状
過蓋咬合とは、奥歯で噛んだ時、上の前歯によって下の歯が1/4くらい隠れるのが正常の状態。
しかし、過蓋咬合の場合は、咬み合わせが深いため、下の歯がほとんど隠れてしまう(見えない)歯並びのこと。
過蓋咬合の原因
以下のような原因が考えられます。
- 上顎に対して下顎が後方にあること
- 下の前歯が伸び出すことによって起こる
- 乳歯の奥歯をむし歯で早期に失った影響
などがあります。
過蓋咬合を放置するリスク
過蓋咬合を放置するとどうなるの?
以下のようなリスクがあります。
- 顎関節症を引き起こすリスクがある
- 歯がすり減ってしまう場合がある
- ひどくなると、下の前歯が上顎の歯茎を傷つけてしまうこともあります
成人の過蓋咬合の悩み
外見上の悩み
成人になってしまうと、見た目のコンプレックスの原因になることもあります。
上顎の歯が前に突き出ているため、口元の見た目が不均衡になることがあります。
上唇が前に押し出されたり、下顎が後退しているように見えたりすることがあります。
この外見上の悩みは、自己意識や自己イメージに影響を与えることがあります。
噛み合わせの問題
過蓋咬合によって、上下の歯が正しく噛み合わせることが難しくなる場合があります。
これは咀嚼や食事に問題を引き起こすことがあります。
また、不正な噛み合わせは、歯や顎関節に余分なストレスをかけることで、顎関節症や歯の摩耗、歯ぎしりなどの問題を引き起こす可能性もあります。
発音の問題
過蓋咬合によって、舌の位置が正常ではなくなるため、発音に支障をきたすことがあります。
特に、音の正確さや明瞭さに影響を与える可能性があります。
口腔衛生の問題
過蓋咬合の場合、上下の歯が正しく噛み合わさないため、歯と歯茎の間に食べかすがたまりやすくなります。
結果的に、口腔内の清掃が難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが増加する可能性があります。
歯の健康においても、50代以降になると歯が抜けやすくなるというリスクもあります。
子どもの過蓋咬合を治す方法
乳歯の生え始めから永久歯への生え変わりの時期にちょっとでもおかしいと思ったら、専門の歯科医に相談しましょう。
程度によりますが、矯正治療で改善することが可能なこともありますので、出来るだけ早く治療を開始することが大切です。
マウスピース型治療のメリット
子どもでスポーツ選手を目指すお子様や育成選手でトレーニングをしている方は、金属を使用する装置を装着したまま練習することで、けがをする危険性があります。
しかし、マウスピースなら、ケガの心配がありませんので、スポーツに集中しやすくなります。
成人の場合でも、結婚式などを控える方にも喜ばれています。
放置するよりも早めに相談することで、治療期間を短くできる可能性がありますので、お気軽にご相談ください。
その他の歯並びが悪い症状
今回の症状の他にも、子どもが乳歯の段階で隙間がないという相談も増えています。
すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間がある状態ですが、乳歯の段階では隙間があるくらいがちょうどよいと言われています。
他にもよくある質問や症状ついては、別の記事でもご紹介しています。
子供の歯並びは自力で矯正できる?市販マウスピースと歯科の違い
顎の骨格の状態や成長の過程、歯のサイズなども関係しますので、心配な方は、早めに小児矯正歯科の相談、治療が可能なクリニックにご相談ください。
当院では、忙しいママのために、LINEでも相談を受け付けております。