- 小児矯正治療を終えた後になって、習い事をはじまってしまった
- 習い事から帰ってくると子どもは疲れきって寝てしまう!
- お風呂に入れている途中で寝てしまうことが多くて、リテーナーを入れるタイミングがない!
こんな状態でお困りでしたら、まずはリテーナーを作ってもらった歯科医に相談しましょう。
せっかく矯正治療が終わったと思っていたのに、このままでは後戻りするのか心配というママさんからの相談も増えています。
今回の記事では、リテーナーをさぼったらどうなるのか?についてわかりやすく解説します。
リテーナーとは
リテーナーとは、保定装置のことです。
矯正装置を外した後の歯並びが後戻りしないために使用する装置のことです。
矯正装置を数ヶ月~1年以上継続して、移動させた歯の周囲組織は作り替えがはじまっています。
作り替えが完了するには、しばらく時間がかかります。
つまり、この完了するまでの期間に元の場所に歯が戻ろうとする力を抑えるのが、リテーナーの役割となります。
リテーナーは1日何時間?
リテーナーの装着時間目安は、1日20時間以上装着する必要があります。
つまり、食事と歯磨き以外の時間は装着しておくことが大切になります。
しかし、徐々に落ち着いてくると、少しずつですが、装着する時間を減らすことが可能になります。
最終的に歯、夜寝る時だけの装着でも後戻りの心配がなくなる時期も訪れます。
リテーナーは食事中どうする?
リテーナーには、さまざまな種類がありますし、多くの場合、自分で自由に取外しが可能になります。
食事の時には外すことが可能です。
注意していただきたいのは、糖分や酸を多く含む食べ物や飲み物を摂取する際には、外しておくようにしましょう。
食事をしたら、できるだけ早く歯磨きを済ませて、早めに取り付けるようにすると、生活の中で習慣化しやすくなります。
リテーナーはいつまで?
リテーナーを装着してからは、矯正治療と同じくらいの時間をかけて安定させるというのが一般的です。
おおよそ1年から3年と言われています。
しかし、成人になってから矯正治療を開始した方の場合には、半永久的に使用しなければならないケースもあります。
リテーナーの効果はいつまで?
歯並びの状態によって、リテーナーの装着時間や期間も効果にも個人差があります。
当院では、必ず治療前のカウンセリングにて詳しくご案内をさせていただきます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
リテーナーの種類
リテーナーナーには、4つの種類があります。
フィックスタイプ
フィックスタイプは、取り外せないタイプになります。
歯の裏側に専用の接着剤を使用しながらワイヤーを通すのが特徴です。
めだちにくいというメリットがありますが、取外しができないことがデメリットとなります。
クリアタイプ
クリアは、透明なマウスピースタイプです。
取外しは可能です。
透明なので、目立ちにくいですし、薄いアクリル製の樹脂やラバー素材で作られていますので、審美歯科として見た目を気にする方にも人気があります。
しかし、私生活や仕事の上で、着脱の時に破損させてしまうか心配な方や歯軋りなどの影響で心配な方は注意が必要です。
壊れやすいというのがデメリットになります。
ベックタイプ
ベックタイプとはすべての歯の表面を固定しながら歯茎を裏側からプラスチックで覆うのが特徴です。
取外しが可能で、一般的なリテーナーといえば、このタイプが対象となっているとお考え下さい。
よく使われるのが、抜歯した後の矯正治療をした方に選ばれています。
ホーレータイプ
ホーレータイプは、後戻りがしやすいと言われている前歯を重点的に固定するリテーナーです。
前歯の表面にワイヤーを通すのが特徴です。
こちらも取外しは可能です。
リテーナーが合わない?トラブル
リテーナー装着期間中に多いご相談内容をご紹介します。
リテーナーをさぼった
リテーナーを付けるのを忘れてしまったという人や子どもが寝てしまって付けられなかったという方もいらっしゃいます。
特に注意が必要なのは、矯正治療の終了直後です。
なぜなら、半日から1日装着しなかっただけで、後戻りすることがあるからです。
後戻りしてしまうことで、リテーナーが合わなくなってしまいます。
元に戻ったとは思わずに、無理に装着してしまうことで、痛みを伴うことがあります。
さらに、歯並びや噛み合わせが悪くなってしまうこともあります。
人によっては、再治療が必要なこともありますので、忘れてしまった場合には、速やかにご相談ください。
別途費用が必要なこともあります。
リテーナーの紛失
矯正装置もリテーナーも無くしてしまったというお子さまも少なくありません。
薄い素材の上、気付かずに習い事のカバンに入れたままにしてしまい、踏んで破損させてしまったというケースもあります。
リテーナーはは、劣化することもあります。
よって、効果を維持するために、定期的に作り変えたりすることもありますので、紛失時にはお子さまと一緒に御来院ください。