「セレック(CEREC)って何?」1日で終わる白い歯治療の正体
2026/04/21仕組みを理解して「後悔のない治療選び」をしましょう
「白い歯にしたいけど、何を選べがよいのか分からない」
セレック(CEREC)は、詰め物や被せ物をデジタルで設計・作製するCAD/CAMシステムです。「白い歯にする方法の名前」と捉えられがちですが、本質は“修復物を作る工程”をデジタル化し、院内で完結しやすくした仕組みにあります。従来のように印象材で型取りを行い、技工所で製作して後日装着する流れと比べ、院内でスキャン・設計・作製まで進められるため、症例によっては通院負担や期間の短縮につながります。特に、条件が合えばセラミック修復を短期間で進めやすい点は、忙しい方にとって大きな魅力に。
一方で、セレックは万能ではありません。歯の状態や噛み合わせ、使用する素材、治療計画によって、適した進め方は変わります。「早くできる」「白くできる」だけで判断すると、治療後にギャップが生まれやすいので、仕組みを理解したうえで選ぶことが大切です。
セレックの基本工程
スキャン、設計、作製
セレック治療は、大きく「スキャン」「設計」「作製」の3段階で進みます。口腔内スキャナーで歯や噛み合わせを読み取り、3Dデータを取得します。次に、コンピューター上で修復物の形(形態・接触点・噛み合わせ)を設計し、最後にブロックを削り出して修復物を作製します。必要に応じて研磨・焼成・調整を行い、口腔内にセットして仕上げます。
ここで重要なのは、デジタル工程が入ることで「自動的に完璧になる」わけではない点。スキャンの精度、形成(削り方)、設計、仕上げの丁寧さによって結果が左右されます。だからこそ、工程のどこで品質を担保するのかを理解しておくと、納得して治療に臨めます。
- 口腔内スキャナーで歯列を3Dデータ化
- CADで形態・接触点・咬合を設計
- CAMでブロックを削り出して修復物を作製
- 必要に応じて研磨・焼成・調整を実施
「早い治療」と「良い治療」を混同しない
セレックは、工程が整理されているため、症例によっては短時間で治療が進む場合があります。ただし、早さだけを目的にすると、噛み合わせ調整や適合確認が不足しやすくなります。治療後の違和感や欠け、外れやすさなどのトラブルを避けるためにも、セラミック修復の工程(どの段階で確認・調整を行うのか)を含めて治療の流れを把握しておくことが後悔予防につながります。
まとめ
- セレックの本質
詰め物・被せ物の“作り方”をデジタル化したシステム - 期待できること
条件が合えば、通院負担や期間の短縮につながる - 注意点
精度は工程の丁寧さに左右される。適応は症例次第
セレックでよくある質問
Q セレックはどんな治療ですか?
詰め物・被せ物をデジタルで設計し、ブロックを削り出して作製するCAD/CAMシステムを用いた治療の進め方です。
Q必ず「型取り不要」ですか?
基本は口腔内スキャンを中心に進めますが、症例によっては別の工程が必要になる場合もあります。
Qセレックは自動で精密な歯ができますか?
工程がデジタル化されても、スキャン・形成・設計・仕上げの質で結果が左右されます。
Q早い治療ほど良い治療ですか?
早さはメリットになり得ますが、噛み合わせ確認や調整を含めた品質管理が重要です。
Q治療前に何を確認すれば後悔しにくいですか?
「適応の可否」「工程(確認・調整のタイミング)」「治療後のチェック」を事前に把握すると安心です。
北九州市でセレック治療を検討している方へ
当院では噛み合わせ調整を大切にしています。まずはお気軽にご相談ください。
※本コラムは一般的な情報提供を目的としています。治療の可否や手順は、お体の状態・服用薬・検査結果により異なります。まずはお気軽にご相談ください。
